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【種別】 人名 【初出】 超電磁砲 第53話 名前は超電磁砲第140話および心理掌握第10話(発表日同日) 【元ネタ?】 紅茶などに用いられる希少高級な茶葉の産出で有名な、台湾の阿里山 【概要】 常盤台中学の生徒。三年生。 食蜂派閥の中心メンバーの一人、 二年生の頃(昨年度)は支倉派閥に属し支倉冷理の側近を務めていた。 『超電磁砲』における大覇星祭編での初登場以来、『アストラル・バディ』や『心理掌握』にも登場しているが、 『超電磁砲』140話および『心理掌握』第10話(2022年6月28日に同日発売・更新)で明かされるまで、長年にわたって氏名は不詳のままだった。 (同様に長らく氏名不詳だった食蜂派閥の一部メンバー(紀伊・芽生)の名が、先立って『心理掌握』で明かされている) 【人物】 口元に特徴的な艶ぼくろがある少女。 髪型は、前髪を左右に分け、後ろ髪の一部を頭の後ろで束ねたハーフアップ・ロングヘア。 体育の授業などの際にはポニーテールにしている。 髪色はスクリーントーンで暗めに表現されている(アニメ『超電磁砲T』では暗い緑系)。 二年生当時(『御坂美琴一年生編』)では、本人曰く「支倉派閥の悪巧み担当」。 人の良い支倉玲理に変わって、派閥の取りまとめのための裏工作や諜報などを行っており、 本編時系列の三年生現在よりも表情や態度は険しく、時には派閥の先頭に立って敵対派閥と激しく口論することもあった。 三年生現在は、帆風潤子や口囃子早鳥とともに、食蜂操祈の側近といった立ち位置にいる。 一年前に食蜂と交わした後述の約束は履行されたのか「肩の荷」は下りているようで、二年生の頃よりも表情や態度が柔和になっている様子。 パンケーキが好物であり、『超電磁砲』と『心理掌握』どちらでも言及されている。 食蜂が機嫌を損ねたとき用なのか、秘蔵の茶葉を所有しているようだ。 【作中での行動】 『御坂美琴一年生編』(本編時系列の一年前) 4月、常盤台中学で二番目の『超能力者』になった御坂美琴の身辺調査や監視のため、 自身の判断で新入生の潔斎雪紫を美琴のルームメイトとして送り込む。 5月末~6月頭(夏服に衣替え後)、パリでのデモンストレーションに支倉が出張している間に起きた、 支倉派閥と水鏡派閥の派閥抗争では、支倉が帰国するまで彼女に代わって派閥を指揮した。 6月中、支倉がパリ帰国してすぐ、派閥抗争に関する調査を始める。 支倉が食蜂操祈・帆風潤子の二人と初接触し、阿里も同席(『超電磁砲』第140話)。 この際、阿里本人の口から氏名が明かされた。 いずれ食蜂派閥を立ち上げることがあったとしたらあなたを入れあげる、という旨の食蜂の冗談めかした誘いに対して、 阿里も冗談で、支倉が卒業したときに食蜂が自分の背を抜いていたら食蜂派閥に入る旨を告げている。 本編時系列 9月20日、『超電磁砲』における大覇星祭編の第53話(9巻)で、 御坂美琴を監視する食蜂派閥のメンバーの一員として登場。 刊行順ではこれが初登場となる。 食蜂不在の中、紀伊と芽生の監視を強行突破して行方をくらました美琴の捜索を指揮した。 (アニメ版『超電磁砲T』の同場面では他の派閥メンバーに置き換えられ、出演がカットされている) なお、大覇星祭での事件解決の後は、食蜂操祈によって、 上記の美琴の強行突破した理由が「腹を下してトイレに籠城」した旨に記憶改竄されているため、 阿里を含む食蜂派閥のメンバーたちは以後そのように認識しているものと思われる。 9月末、『アストラル・バディ』第3話(1巻)。 『大覇星祭』編以来登場がなかった食蜂派閥主要メンバーの顔見せとして再登場。 派閥活動の一環である意見交換会に参加している。 10月、『心理掌握』第1話(1巻)から再々登場。 ちょっとした意地の張り合いから、生徒会役員の友人とパンケーキの大食い競争をしてしまったことを、 食蜂たちとのお茶会の際に明かしている。 『キレる』という感情を体験したのはこの大食い競争のときが初めてだったと本人は認識しているようだ(*1)。 以後は、ひょんなことから生徒会長選挙に出馬することとなった食蜂の勝利を目指し、 食蜂操祈の側近の一人として行動する。 (なお、連載順では同時期に並行して上述の『御坂美琴一年生編』が超電磁砲で連載されており、相互にリンクしている) 11月、『禁書目録』新約11巻。 蜜蟻愛愉が食蜂を狙った事件に関連して、食蜂派閥メンバーが行動していたため、 作中本文での直接の言及はないが、阿里もこれに参加していたものと思われる。
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【種別】 人名 【元ネタ】 旧約聖書39文書のひとつ『エステル記』 Wikipedia-エステル記 【初出】 とある科学の一方通行 第1話 【CV】 久保 ユリカ 【解説】 特殊な『死霊術』を継承するローゼンタール家の、第23代目当主を務める少女。 金髪緑眼に、左目の下にある泣きボクロが特徴的。 メリハリの利いたスタイルの持ち主で、特に胸に関しては打ち止めから嫉妬される程。 正義感と義務感が強い性格で、他人に利用されたり命を狙われてもなお善性があると信じる根っからのお人好し。 ただ立場と性格からか問題を一人で抱え込みやすく、解決の為に自身の置かれた状況を無視して奔走する向こう見ずな部分もある。 使用する魔術とは裏腹に人と命を第一とし、死者に敬意を示す。 死体への不当な扱いには怒りを露わにし、死霊術も極力使いたがらない。 常識は備えているが生まれからか世間知らずな点もあり、 料理や生活用品をまともに知らなかったり、 衣服を防御力でしか見ておらず、下着姿を見られても平然としていたりする。 そして魔術師特有の科学オンチ。 本編開始以前、『プロデュース』のスーパーバイザーとして学園都市に招かれ、 菱形幹比古と菱形蛭魅と知り合う。 (エステルは「騙された」と申告している事から、実験の詳細は説明されていなかったと思われる。) 彼らと友人になり交流を重ねていたが、ある時に起きた事故で蛭魅は重傷を負い、死亡してしまう。 エステルは死霊術の技を応用して蘇生を試みるが、 結果として『檮杌』を宿しただけの蛭魅とは違う存在になってしまった。 自身の過ちに気付いたエステルは菱形達へのこれ以上の協力を拒否。 そのため拘束・幽閉されてしまうことになった。 後に、打ち止めが狙われている事を知り、彼女を守るために脱走。 打ち止めの入院している病院で『DA』の追っ手である西雄に追いつかれるが、 偶然迷い込んだ病室で一方通行(アクセラレータ)と遭遇し、彼に協力を仰ぐことになった。 一方通行を「師匠」と呼んで慕い、迷惑がられてもやめようとしない。 『棺桶』に組み込まれていた人皮の死後の魂の開放のために 自身の術式である禍斗(かと)でひとまず支配下に置いたところ、 人皮の死体を処分するために再度病院に侵入してきた二人の『DA』と遭遇し、そのまま戦闘に突入。 一方通行との共闘で『DA』を退けたが、逃走した『DA』の一人は人質をとって逃亡。 彼女を救出するため、倒れた一方通行を病院に残したまま『禍斗』を従えて追跡を開始した。 聖音高等学校に辿り着き、 舜帝の剣で檮杌(とうこつ)の符を破って計画阻止に成功。 禍斗を伴い、一方通行の前から姿を消した。 【口調】 一人称は「私」。特殊な口調はない。 菱形との実験時代は一人称が「エステル」だった。
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ア行 幻術使い(イリュージョニスト) 磁力戦線(オーロラガード) カ行 海賊ラジオ 木原一族 木原那由他(きはらなゆた) サ行 すごいパンチガード タ行 超すごいパーンチ A~Z AIM拡散力場制御義体
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【種別】 魔術 【元ネタ】 Wikipedia -ネクロマンシー 【初出】 とある科学の一方通行 第2話 【解説】 死者の肉体、魂を操る魔術。使用者の総称は死霊術師(ネクロマンサー)。 エステル=ローゼンタールによると、 脳内の残留思念をキーとして体に疑似魂魄を進入させ、肉体を掌握するもの。 制御下に無い残留思念は「地縛霊」と呼ばれ、下手に触れると非常に危険らしい。 一口に死霊術といっても神話伝承などで方式は様々だが、ローゼンタール家が使う死霊術はかなり特殊。 ローゼンタール家はもともとカバラのゴレムを研究していた家系で、 完全なるゴレムの作成を悲願としていたが、 その手法を探求する中で死体に疑似魂魄を植え付ける方法を編み出した。 人の脳を使うことで知性を劇的に高めたが、異端として追放され、東洋にたどり着いた経緯を持つ。 東洋に逃げた後も研究を続けていたようで、 四代目当主・イサク=ローゼンタールが跳尸術(キョンシー)の技術を取り込み、 現在のローゼンタール流とも言うべき術法が確立された。 基本的に疑似魂魄は術者の命に従うが、 仮に暴走・反逆した場合のため「舜帝の剣」という擬似魂魄を死者から強制的に分離させる霊装が存在する。 【関連】 →禍斗 →窮奇 →渾沌 →饕餮 →檮杌
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【名前】クローディア=フラムスティード 【性別】女性 【所属】魔術サイド/イギリス 【能力】 完全記憶能力 禁書目録と同じ能力であり、大英博物館に収蔵している大方の地図から全世界の地名、地形を把握。 天球図譜、大英恒星目録、ウラノメトリアを含めありとあらゆる天文書を記憶し、GPSのようにいついかなる場所でも位置情報とグリニッジ標準時との時差を計算することが可能。 魔道書『天球図譜(アトラス・セレスト)』 先祖であるジョン=フラムスティードが観測した結果を基に夫人が著した星図の原典。表紙を含め星座の作画はジェームズ・ソーンヒルが担当している。 観測データは非常に精確で、のちにイギリスが繁栄を迎えるにあたっての航海、測量の基礎となった。 グリニッジから観測できる恒星2554個の属格を表すフラムスティード番号が付けられた26の星座の表示法が掲載されている。 彼女はもう一つ、バイエル星図《ウラノメトリア》で使われるバイエル符号で精確さを補完し、大望遠鏡《テレスコープ》に全球規模での追尾能力(恒星時運転)を付加する架台として機能するようになる。 大規模術式翻訳 グリニッジ天文台《ロイヤルオブバトリー》内部に備えられている霊装『大望遠鏡《テレスコープ》』を用いた大規模術式翻訳。 魔術構成を星座形式で翻訳し、簡易な大規模魔術に変換して放つというもので、例えば『炎を放つ魔術』をこの天文台を利用して使えば、『天空から放たれる巨大な火柱の魔術』に変換される。 ただし、実行までに「王室による承認」「翻訳の誤差」「大量の魔力消費を伴う変換作業」「星座形式を用いるという条件制限」など様々な問題をクリアしなければならず、使い勝手は非常に悪い。 並みの魔術師では一人で稼働させることは不可能。翻訳、変換、星座の観測の大部分を担うのが王室天文官であり、天文台長を含める数十人単位で構成される。 変換する魔術によってはローマ正教の聖霊十式の一つである霊装《アドリア海の女王》と互角かそれ以上の威力を発揮する。 【概要】 グリニッジ天文台《ロイヤルオブザバトリー》の設計者であり、初代王室天文官ジョン=フラムスティードの雲孫(9代目)にあたる少女。 ケンブリッジ大学を13歳で飛び級かつ首席卒業。元一般人で魔術サイドとの関わりはなかったが、ある日、自宅に秘蔵されていた天球図譜の原典を発見するに至って、イギリス王室へ報告。 これを受けて王室から召喚され、同時に星座形式への翻訳の才を認められ、天文官として認定された。占星術師として専門家級。 禁書目録同様に魔力を持っていない一方で、魔術に対する鋭敏な感覚、特に土地にまつわる魔術式の探知能力が優れ、縮地巡礼に用いられる渦を看破してきた一人。 天球図譜を先祖の功績として肌身離さず所持。古びた博物館のような天文台を根城のようにして生活。 大英博物館との強いコネクションを持ち、イギリス清教よりかは王室への忠誠心が強い。王室派で中でも第三王女のヴィリアンを支持している。 お嬢様育ちだが結構な庶民的な感覚を持ち、イギリス料理をバカにすると聞き捨てならないと食に関するイギリス人の苦労をこれでもかと説法する。 御使堕し《エンゼルフォール》事件ではジャック=ブレッティンガムに入れ替わったせいで色々と面倒なことになった。以来、面倒事に巻き込まれると死んだふりすることを覚えた。 【特徴】 現17歳。身長154cm、滑らかなアッシュブロンドの長髪。天衣無縫な性格で、気紛れなところはお嬢様育ち所以だが、根っからの優しさを持つ。 食事やファッションは結構庶民派(中流階級的)で衣服は暖色系を好む。公職として服装は黒一色の装飾の少ないドレスを着用する。 天体観察と料理が趣味で、ヨーロッパ各国の料理はすべてマスター。紅茶とフィッシュ&チップス、カスタード・プディングをこよなく愛する英国淑女。 チェロの練習をしているものの、演奏は未だに苦手。天文腕時計を所持。 【台詞】 人称は「私」「あなた」「あの人」「あの御方」 「警告――――、大望遠鏡《テレスコープ》魔術保護の解除手順を完全実行、『雨降らしの魔術』の術式解読を完了、星座形式への翻訳作業に移行。 天球図譜及びバイエル星図により論理回路《ロジックサーキット》を展開。星座形式『エリダヌス座α星アケルナル《河の果て》を基点に、星光が照らし示す筆跡をなぞる、星座エリダヌス《河の流れ》』を採用し、翻訳を完了。大規模術式《飛瀑》と命名します。 《被曝》の構築展開まで残り60秒前。標的座標測定中、・・・緯度35.689488 経度139.691706を座標入力、毎秒緯度0.009秒誤差予測修正――――」 「科学自体は嫌いではないのですが、ロンドンの発展とともに街並みの光害や大気汚染がグリニッジ天文台を引退に追い込んだということには複雑な思いがありましてね。」 「私はグリニッジ天文台は九世の祖の名にかけて守ること、そして貴女に忠誠を尽すことを誓います、陛下。」 「北斗七星に輝く死兆星が見えるーッ! ばたんきゅ~」 【SS使用条件】特にありません。
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三沢塾。 そのビルの内部にある、校長室というプレートの下がった部屋。 豪華だが品のない内装をしたその部屋の奧には、校長が座るのだろう、黒壇と黒革の座席のセットが鎮座している。 その、黒壇の前に。 およそこの部屋の雰囲気にそぐわないものがあった。 丸テーブルと、向かい合って置かれた二つの腰掛け。 真っ白いそれらには、腕のある職人が彫ったのだろう、精密で美しい西洋風の模様が刻まれており、周囲の成金趣味丸出しの調度品とは一線を画している。 そして、カフェテリアから丸ごと抜き出してきたかのようなそのティーテーブルの一席に、 「…………………………」 垣根帝督は憮然とした表情をして座っていた。 「断然」 そんな垣根に、部屋の隅にて、薬缶の火加減を見ながら、アウレオルス=イザードが声をかける。 「我としては珈琲より紅茶の方が好みなのだが、貴様はどうだ? 珈琲を、というのならわざわざ入れてやらんこともないが、味は保証せん」 「……どっちも要らねぇよ」 「では紅茶だな」 「………………」 アウレオルスは、ティーテーブルと似た意匠のポットに茶葉を入れ、薬缶の湯を注ぐ。 しばらく蒸らしてから、ポットと同じ模様のティーカップを2つ用意し、それぞれにポットから香り高い紅茶を淹れると、そのうちの一つを垣根帝督の前に、もう一つを対面の席に、砂糖やミルクのセットを載せた盆をその中間に置いてから、自身は垣根の対面に設置された席に座る。 そして―― 「突然」 湯気を立てる紅茶をストレートのまま一口飲み、 「まずは、何から話してもらうか」 これから茶話でもしようかという口振りで、アウレオルスは垣根に問いかけた。 「武装解除せよ」 垣根に剣を突きつけられた体勢のまま、アウレオルスが厳かに命令した。 「は?何言ってやがん……!?」 あまりに場違いなその発言に、呆れた垣根が言葉を言い切る前に、変化は訪れた。 垣根の身体が意志を離れて勝手に動き、自身の持っていた剣を手放し、さらに右手に装着していた籠手まで抜き取って地面に捨ててしまったのだ。 ――アウレオルスの、言葉の通りに。 (なんだこりゃ!? 精神……いや、肉体を操作する能力か?) 垣根が逡巡する間に、アウレオルスはスーツのポケットから太い鍼を一本取り出し、自身の頸に突き刺す。 「ハッ、動機付けってか? 不便だなぁオイ。能力は成る程トリッキーだが、そいつはまんま弱点だぜ!」 相手の『言葉』に怯まず、新たな『未元物質』を作り出そうとする垣根。 しかし―― 「一切の攻撃行動を禁止」 鍼を地面に放りながらアウレオルスが一言呟くと、 「んなっ……!?」 垣根が頭の中で組んでいた『未元物質』の数式が、一瞬にして瓦解した。 (馬鹿な……精神にも干渉出来んのか?) 何度組み直そうと、『未元物質』は数式の途中で崩壊する。 (だったら、直接殴りに行ってやろうじゃねぇかよ!) 思い、足に力を入れる垣根だったが、 「くっそ……」 まるで床に縫いつけられたかのように両足がその場から動かない。 (マジで攻撃が禁止されたってのか? ――野郎の言葉通りに) 額から嫌な汗が一筋流れる。 アウレオルスはそんな垣根の目の前に悠々と近づいてくる。 「当然。貴様を一度殺し、記憶を消去した上で結界の外へ捨て置く……ダミーが出来なかったそれを、我がすることは可能であるし、容易である。しかし、貴様のダミーを倒したその能力に興味が湧いた。断然。殺すよりは、茶でも沸かして語り合った方が面白そうである」 自分のことを殺すと宣言した人間に対して、アウレオルスは突拍子もないことを告げる。 「はぁ? 誰がテメェなんぞと一緒に仲良くお茶しようって? フザケんじゃねぇぞ」 「全然。貴様の意見など聞いていない。――我について来い」 「っ!!」 アウレオルスの言葉に素直に従い、歩き出す垣根の身体。 それを疎ましく、気味悪く思いながらも、 (くそっ、訳がわかんねぇぞ!?) 垣根に抵抗する術はなく、アウレオルスの後に続いて階上へ上っていったのだった。 「あぁ? テメェに話すことなんざ一つもねぇよ、アウレオルス=イザード」 垣根は出された紅茶に手さえも触れず、アウレオルスの問いを乱暴に撥ね除ける。 「そうだな、まずはその特異な能力について教えてもらおう」 「だーかーらーよ―」 「何度も言おう。貴様の意見など聞いていない。――我の質問に対して、一切の虚偽なく返答せよ」 「『未元物質』。この世にもとより存在しない物質を生み出し、操作する能力だ………………っ!?」 勝手にしゃべり始めた自分の口に驚愕する垣根に対して、アウレオルスは涼しい顔でその内容を吟味する。 「この世に存在しない、か。超能力とやらの仕組みは知らぬし、興味もないが……自然、そのような物質があるならば我の『リメン=マグナ』が破られることもあろう。だが、フン。その程度か。ならばいくらでも対処の仕様がある、つまらぬ能力だ。憮然。生かしてここに連れてくるだけの価値すらなかったやもしれぬな」 「テメ、言わせておけば……」 「まぁいい。次の質問だ。或いは、本来ならばこちらを先にすべきなのかもしれぬが……貴様、名は?」 「垣根帝督」 「所属」 「先進教育局、木原研究所」 アウレオルスの問いにスムーズに答えていく自分の口に苛立ちを感じるも、垣根にはどうすることも出来ない。 「ならば、目的は?」 ――どのような仕組みかはわからない。 だが自分はアウレオルスの言葉の通り、彼の質問には正直に答えることしか許されていないらしい。 故に垣根は、自らがここに来た『目的』を嘘偽りなく答えた。 「姫垣を――妹を守るためだ」 これが垣根でなかったなら、雇われたから、金のため、異分子の排除――いくらでも他の答えが出てきただろう。 しかし、垣根の、垣根帝督という人間の『目的』とは、ただひたすら垣根姫垣に集約される――それこそ、その他のあらゆることはそれに連なる『手段』でしかないように。 だからこそ、垣根帝督はこれ以外に答えを持たない。 「……………………………ほぅ」 垣根の答えを聞いた瞬間、アウレオルスの声音が変わった。 『未元物質』に対する興味が失せた後、平坦になっていたそれが、最初以上の好奇心を窺わせる色に変わったのだ。 「妹を守る、か。――詳しく話せ」 貴様の生に興味が湧いた。 そう付け足すアウレオルスの表情に、垣根は先程までは見えなかった何かを垣間見た気がした。 それはおそらく――人間らしさ、と呼ばれるものだったのだろう。 「足りんな」 垣根から全てを聞いた後。 アウレオルスの発した第一声はそれだった。 「…………テメェ、人にさんざしゃべらせといて、まだ聞き足りねぇってのか?」 もう諦めた面もあるのだろう、垣根は自分の前に置かれているすっかり冷めた紅茶を一気に飲み干して、喉を潤してから言う。 「全然。そうではない。足りぬのは貴様の覚悟の方だ。貴様が真に妹の平穏を、救済を望むのであれば、貴様の覚悟はまるで足りん」 「……んだと? どういう意味だテメェ」 「敢然。垣根姫垣のために、それ以外の全てを利用し、切り捨て、敵に回すだけの覚悟。何もかもを――或いは自身の身さえも、彼女のための犠牲に強いる覚悟のことだ」 「ぁ? だから俺は――」 「ならば何故、貴様は姫神秋沙を差し出せという木原幻生の依頼を承諾しなかった?」 「――っ!」 「それで貴様の目的に少しでも近づくのならば、貴様はその依頼を断るべきではなかった」 「だが……」 「木原幻生に貢ぐような行為が嫌だった、そう言いたいのだろう。だが、否。真実は異なる。貴様は姫神秋沙を関係ない人間だからと同情し、守ろうとしたのだ。そしてその言い訳に木原幻生への嫌悪感を持ち出そうとしているに過ぎない」 「……………」 「歴然。図星だな。それが貴様の甘さだ。関係ないから何だと言うのだ。それが貴様の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、貴様の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな。――あれもこれも守ろうなどと、愚劣にも程がある」 「……テメェに言われる筋合いなんざねぇよ」 絞り出すように呟く垣根。 しかしそれは、アウレオルスの言葉に反論できないと言っているようなものだ。 「フン。昂然。ならば我も語ってやろう」 まるで垣根のその言葉を待っていたとばかりに、アウレオルスは唇を歪める。 「我がここに来た理由、我の救出すべき女性(ひと)のことを」 「……秘密なんじゃなかったのかよ?」 拗ねるような垣根の態度に、アウレオルスはやはり余裕を持って答える。 「言ったであろう。貴様のことが、少しばかり気に入ったのだよ」 そして、アウレオルスは席を立ち、再び薬缶を沸かし始めた。 「少し長くなる、もう一度紅茶を入れよう」 「魔術、ね。どうやらカルト教団を乗っ取ったのは、テロ屋じゃなくまた別のオカルティズムだったらしい」 アウレオルスの話を聞き終えた垣根は、もはや飲むことに抵抗のなくなった三杯目の紅茶に口をつけ、そんな感想を漏らす。 「当然。貴様の反応はもっともだ。純正な科学育ちの貴様に理解しろとは言わぬ。何より、魔術だ何だなぞは些細なことだ」 「魔道書とかいう核爆弾の設計図みてーなもんを十万飛んで三千冊も頭ん中に詰め込まれ、おまけに一年間の記憶しか持つことを許されていない、禁書目録……テメェはそいつのためだけに、テメェの属していたロシア成教を、そして世界中を敵に回した」 「純然。我は禁書目録のためにここまで至った。他のあらゆることを排除し、無視し、利用し、切り捨てて。この三沢塾も、ここに通う学生たちも――そして姫神秋沙も」 「俺とは違って、か?」 「当然」 「ちっ……」 舌打ちし、しかし垣根は今聞いた話を即座に頭の中で整理し、意趣返しとばかりに一つの事実をアウレオルスに突きつける。 「だが、一つ言っとくとよ、その魔道書を記憶しているせいで一年しか記憶が保たねぇってのはイギリス清教の方便だ。そっち方面にそこまで詳しい訳じゃねぇが、確か人間の記憶のキャパってのは140年生きてても埋まりゃしねぇらしいし、そもそも脳の中の情報を記憶する部位と思い出を記憶する部位とは全然別個らしいぜ?」 「顕然。そんなことはとっくに知っている」 「あ?」 得意気に語った知識を簡単にあしらわれ、うっかり大口を開けて呆然としてしまう垣根。 「魔術師だから科学に疎いなどと思うな。何より我は錬金術師である。錬金術とは、科学と魔術の両面を持つものだ。我には化学をはじめ、自然科学の知識は十分にあるし、禁書目録を解放しようと、脳科学にも手を出した。直接最大主教の下についている必要悪の教会の魔術師どもはその言葉を疑わぬだろうが、我はもとよりあの女狐を信用していないからな。一年間しか保たない記憶など嘘であることは、とっくに気づいていた」 アウレオルスは紅茶で喉を潤し、静かに続ける。 「そして、我はその記憶の絡繰りをすでに解き明かしている。禁書目録は、一年毎に記憶をリセットする霊装――『首輪』とでも呼ぶべきものをつけられているのだ。そして、その『首輪』を破壊すれば……」 「……禁書目録は解放される」 「そしてそのための力も手に入れた。『黄金錬成(アルス=マグナ)』。この術式さえあれば、どれほど強固な術式をも破ることが出来る」 「イメージ出来んのか? その強固な術式を壊すっつーよ」 過去を話す中で語られた、アウレオルスの完成させたという術式の弱点を指摘する垣根だったが、 「明然。他の事物はいざ知らず、それが禁書目録のためであるのなら、我の思考に不可能はない」 アウレオルスはそれにしっかりと答えを返す。 その瞳は、全く揺るがない。 「成る程、な。だがそうすると一つわからねぇ。どうしてテメェは吸血鬼なんてもんを追い求める? 『首輪』を破壊すりゃいいなら、無限の記憶なんざ必要ねぇだろ」 「ならば、少し考えてみよ。例え『首輪』を破壊しても、禁書目録は依然として十万三千冊の魔道書を抱えていることに違いはない。それがある限り、禁書目録は魔道書の知識を求める輩によって危険にさらされ続けるであろう」 「確かにそうだが……いや、待てよ」 得られた情報から、学園都市第二位の頭脳は一つの結論を導き出した。 「じゃあ……まさか、テメェの本当の目的は……十万三千冊の魔道書に関する全ての知識を吸血鬼の脳味噌に移し替えること、なのか?」 「ほぅ、快然」 心なしか声を弾ませて言うアウレオルス。 「なかなか優秀だな。その通り、先程の説明は最大主教のそれと同じ方便。禁書目録を吸血鬼に噛ませる? 馬鹿を言うな。守るべきものを人外に変えるなど、出来ようはずがない。我は『首輪』を破壊した後、禁書目録から魔道書についての知識を抜き出し、吸血鬼に植え付け、それをイギリス正教に差し出すつもりだ」 「それは……」 確かにそうすれば、魔術的観点から見て禁書目録に存在価値はなくなるだろう。 禁書目録を、完全に救えるだろう。 だが―― その過程において、三沢塾の塾長らは殺された。 学生たちは、死んでは生き返りの苦痛を繰り返すことを強制された。 その結果において、禁書目録の身代わりとなった吸血鬼は、その自由を奪われることになる。 それも、不死たる吸血鬼に、終焉が訪れることは決してない。 永遠の生き地獄だ。 そして、それは姫神秋沙と交わしたという協力関係に完全に違反することでもあるのだろう。 姫神秋沙を裏切ることになるだろう。 それでも、この男は――アウレオルス=イザードは、躊躇なくそれらを行うと言う。 大衆は、おそらくそれを悪と、或いは非人間的と罵るだろう。 どこかのツンツン頭の少年は、間違いなく右の拳をアウレオルスに向かって振り下ろすだろう。 だが、垣根帝督は。 そんなアウレオルス=イザードに全く異なる感想を抱いた。 「何だそりゃ――格好いいじゃねぇかよ」 姫垣のために生きる自分と。 禁書目録のために生きるアウレオルスと。 そこには似通うところがあって、しかしアウレオルスの方がずっと高いところにいる。 長い会話の末、そのことを悟った垣根は、アウレオルスに憧憬の念さえも抱いていたのだ。 「いいな。そういうの、本当に」 「現然。ようやく我が貴様を連れてきた理由を了解したか」 「あぁ……」 垣根は椅子からゆっくりと立ち上がる。 「それが俺の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、俺の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな――その通りだ。全くもって俺は甘かった。こんなんでヒメを守ろうなんて、そのもの愚劣だった。だから……」 「だから――俺はテメェをぶっ殺すぜ」 「……ほう」 アウレオルスの目が、細くなる。 「俺の仕事は三沢塾を奪い返すこと。そして今の三沢塾の支配者はテメェ。つまりテメェは俺の道のど真ん中に胡座かいて座ってやがるってことだ。だったら、俺はテメェをぶっ殺すべきだ――それしか道は、ねぇんだからな」 テーブルから退き、いまだ座ったままのアウレオルスとの距離を測る垣根。 「俺にそのトンデモ能力……『アルス=マグナ』っつったか? その仕組みを教えちまったのは迂闊だったな。どんな能力だろうが、タネが分かっちまえばいくらでも対処のしようがあるんだよ」 ハッタリでは、ない。 本当に『アルス=マグナ』がアウレオルスの精神状態に由来するものであるのならば、相手の言葉の裏をつくこと、或いはそれこそハッタリを仕掛けることで、能力に穴を空けることは可能なはずだ。 「一応礼を言っておいてやる。説教じみててウザかったが、なかなか有意義な話だった。ありがとよ」 言い、右手に『未元物質』の剣を出現させる垣根。 (やっぱりな。もう『攻撃禁止』の命令は解けてる。『アルス=マグナ』の根幹は言葉ではなく意識。アウレオルスが自分の下した命令を意識しなくなれば効果はなくなるってことだ) 一方、アウレオルスは席から立ち上がらないまま、垣根を見据えて変わらぬ調子で言葉を紡ぐ。 「励然。礼を言うのはこちらだ。我も貴様のような、我と同じ行動原理を持つ人間に会い、話すことが出来たのは僥倖である」 「ハン、言ってろ。俺は俺の道を阻むテメェをぶっ殺す。姫神秋沙は幻生に差し出し、利用する。そしてその結果――テメェの大事な禁書目録がどうなろうが興味はねぇ」 大きく跳び、ティーテーブルの上に土足で踏み乗る垣根。 「悦然。それで良い。それが正解だ。貴様が口先だけの男ではないと分かると喜ばしい。故に――サービスだ。貴様のことは見逃してやろう」 「それがテメェの言う甘さだろうが!」 (野郎は意志を言葉にすることで強固にする。つまり一度に行える命令は一つまで!) 垣根はテーブルの上をアウレオルスの方へ向かって高速で駆ける。 「我の道はすでに終端に近いのでな。この程度の障害は誤差でしかないのだ」 「だったらその誤差にやられちまえ!」 (『武装解除』なら、素手で殴りに行く) 垣根に踏み荒らされ、倒れ、砕けるティーセット。 (『攻撃禁止』なら、防御は可能なはず。とびきり固い『未元物質』を纏ってこのスピードのままぶつかれば、ダメージは与えられる) ついにアウレオルスの目前に迫り、垣根は西洋剣を高く振り上げる。 (さぁ、どう来るっ!) 「忘れよ」 「ん?」 垣根帝督はふと、寄りかかっていた愛用のバイクから身を起こす。 「寝ちまってたのか……?」 軽く目を擦った垣根は、そこで空が僅かに赤色を帯びているのに気づいた。 「夕方かよ……おいおい、どんなけ寝てたんだ。つーか、ここどこだよ」 辺りを見回し、自分が見覚えのない区画にいることを確認する垣根。 後方の巨大なビルからは、学生らしい少年少女たちがたくさん吐き出されている。 どうやら塾か何かのようだ。 無論、垣根にはまるで縁のない場所である筈だが―― 「こんなところに用事でもあったのか俺は? つーか何も思い出せねぇ。確か午前中は幻生んとこにいたんだよな。その後は……んー? 何なんだよ、ったく。酔っ払いじゃあるまいし」 右手で頭をがしがしと掻く垣根だったが、当然そんなことで記憶が戻ったりはしない。 「あ、今日ってヒメ友達と遊びに行ってるんだよな。もうそろそろ帰ってくる時間か? やべ、買い出し行かなきゃならねぇ」 結局、垣根は違和感を抱えつつも、それを無視してバイクを発進させ、タイムセールに間に合うようスーパーに急ぐことにした。 ――それが貴様の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、貴様の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな。 頭の隅にこびりついて離れない、誰とも知れない者の声を聞きながら。 そして、 『……………………』 走り去っていく垣根のバイクを、ビルの物陰から見つめる存在があった。 それは――機械で出来た動物のような形の四足歩行型のロボットは、ゆっくりと物陰からその身を現すと、軽い身のこなしで、垣根が去っていったのとは反対方向へ駆けていった。 『記憶が消去された、のでしょうか。少なくとも、三沢塾内部で垣根帝督に何かしらの処理が行われたのは間違いありませんね。三沢塾がただのカルト教団に支配されているだけ、という確率は低いと思われます――博士』 学園都市内にある、とあるオープンカフェにて。 丸テーブルに向かい合って座る二人の男がいた。 一人はダウンジャケットを着込んだ若い男。 もう一人は白衣に眼鏡をかけた、眼光の鋭い老年の男。 白衣の男は耳に携帯電話をあてており、そこからは先ほど男を『博士』と呼んだ少年のような声が響いている。 「フン、おおかた魔術なぞというものの仕業であろうよ。アレイスターに報告すれば、後はあの『人間』が勝手に処理を進める」 『では、そのように。木原幻生の監視の方はどうしますか? 今日は垣根帝督を追っていましたが、明日からはまた私が?』 「いや、お前はそのまま垣根帝督の監視に回ってくれ。最近お前の監視が木原幻生にバレ始めている、馬場」 『えぇ、そんな感じはしていましたが……』 馬場と呼ばれた電話の向こうの声が、少し困惑した調子を見せる。 『そもそも監視していることは暗黙の了解となっていますし、今更隠すことではないのでは?』 「それはそうだが、こちらの真の目的は、監視という名目で木原幻生の研究を盗むことだ。奴に好き勝手に研究させていれば、またこちらを出し抜こうとするに決まっているからな。だが、監視されていると分かれば、下手に研究を晒さないように警戒されるかもしれん」 『それも……そうですね』 「そういうことだ。明日からは木原幻生の監視は私と査楽で行い、お前は幻生の研究対象である垣根帝督の監視に移れ」 『はい、了解です』 通話が切られ、『博士』は携帯電話を白衣のポケットにしまう。 「アレイスターも、『停滞回線』の使用を許可してくれればいいものを」 テーブルの対面に座るジャケットの男、査楽が『博士』に話しかける。 「あれは学園都市の技術の結晶だ。老いぼれ研究者の監視にはもったいなさ過ぎる」 「まぁ、ですね。そういえば今回は、『停滞回線』が侵入できない、という理由で三沢塾に垣根帝督を送り込んだんでしたっけ」 『もうその時点で、三沢塾が異界であることなんて、明白な気もしますけどね』 突如、先程の馬場の声が近場から聞こえた。 いつの間にか、四足歩行型のロボットが、『博士』の足元に陣取っている。 それを確認すると、『博士』は席から立ち上がった。 一呼吸遅れて、査楽とロボットがそれに続く。 オープンカフェを後にしながら、『メンバー』のリーダー――『博士』は、誰にともなく呟いた。 「三沢塾の件も、数日中には解決するだろう。――この街には得体の知れない技術が溢れている。逃げ切る事など出来んさ」 垣根帝督の十番勝負 第三戦 『アウレオルス=イザード』 対戦結果――不戦敗 次戦 対戦相手――『馬場芳郎』
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【種別】 超能力 【元ネタ】 Mental =「心の、精神の」 Out ≒「外的」「流出」「暴露」 【初出】 「精神を操る常盤台の超能力者」としては一巻 名称・詳細の初出は十六巻 本格登場は超電磁砲第四十一話 【解説】 【効果・特性】 【リモコンについて】 【弱点】 【判明している「カテゴリ」と効果】 【解説】 学園都市第五位の超能力者(レベル5)・食蜂操祈が有する、学園都市最強の精神系能力。 記憶操作・読心・人格の洗脳・念話・想いの消去・意志の増幅・思考の再現・感情の移植・人物の誤認などなど、 精神に関する事ならなんでもできる十徳ナイフのような能力。 動作原理は『ミクロレベルの水分操作』で、 主として脳内物質の分泌、血液・髄液などの配分の制御などによって間接的に精神に干渉している。 『心理掌握』をモデルとしたファイブオーバーシリーズの試作機も存在している。 【効果・特性】 一度に操作可能な人数は洗脳の度合いで変わるが、 身体の全てを掌握する精密操作なら14人、 単純命令でオートで動かすだけなら軽く三桁の人間を同時に操作することができる。 一巻にて「触れるだけで記憶を抜き取る」との記述があったため、 かつては「能力をかけるには対象に触れる必要がある」という考察もされていたが、 実際には触れることなく、リモコンのボタンを押すだけで対象への能力使用が可能である。 能力者を使役すればその有する能力を使わせることもできるが、 操った人間の脳を介して更に心理掌握を行使するといったことはできない。 ただし木原端数の見立てによれば、 食蜂が肉体を捨てれば食蜂の意識を人から人へ次々と憑依させ続けていくことも不可能ではないらしい。 副次的な効果として食蜂に精神干渉に対する強力な耐性を与えるが、 望むなら自分自身に対して能力を使用することも出来る。 この能力によって操られた人間には、食蜂本人と同様に目に星のような光が浮かぶ描写がある。 これは単なる漫画的表現ではないらしく、 新約七巻でも食蜂が他人の体を操った際に目に星のようなものが現れる描写が地の文でなされている。 【リモコンについて】 食蜂は能力使用時にテレビやレコーダーなどのリモコンを操作しているが、 これは能力の適応範囲が広すぎてそのままでは能力の制御が難しいので、 安定して制御するために自己暗示として『区切り』が必要なため。 (結標の軍用懐中電灯のようなもの) これは扱える能力の種類が多岐に渡り、且つ強力・強大な力を誇るが故の弊害であり、 このように自分ルールで細かく区切らなければ、本人ですら能力の全容が把握しきれなくなってしまい、 コントロールが不安定になることもある。 ただし、リモコンは能力の制御手段として使っているだけであり、リモコン無しでも能力の発動自体は可能。 曰く「リモコン無しでは能力を『絶対』使えないと思い込んでいるのかしらぁ?」 過去編(中学1年生)にてリモコンを奪われた際には、リモコン抜きでも正確に読心能力を発動させている。 その少し前に襲撃を受けた際には、自身と鞄を蔓で拘束された為にリモコン抜きで能力を発動したが、 その際足に痛み(成長痛)を感じて演算に集中出来ずコントロールに正確さを欠き、 結果心理掌握の原理である水分操作を発動させてしまい、纏わりつく蔓を枯らしている。 食蜂は多数のリモコンを所持しており、能力の「カテゴリ」を操作コマンドのように各リモコンのボタンに割り当てて運用している。 彼女が普段持ち歩いているバッグはこれらのリモコンを収納・携帯するためのもの。 【弱点】 効果があるのは人間だけであり、機械や動物に対しては無力。 同様の理由で、人間のような精神構造を持たない怪物的な存在にも効果がない。 ただし新約11巻ではガードレールに触れながら、自分にリモコンを向けて 「右手で触れた物質から1年以内の記憶を抽出」という読心能力(サイコメトリー)を使用している。 このことから、「行動を制御したり操れるのが人間だけであり、機械や動物なども直接触れれば読心できる」という可能性もある。 能力の原理上、身体の水分バランスが著しく乱れている人物 (例:大量出血を起こしている怪我人)に使用すると、予期せぬ副作用や悪影響をもたらす恐れがある。 生体電流にも影響を与えているが、 これは電気を通す媒体である液体を操作して伝導効率を変更することによる間接的な干渉らしい。 そのため生体電気を直接操れる電気操作系の能力者とは相性が悪く、 特に美琴に対しては能力が無効化される(食蜂はこれを「電磁バリア」と表現している)。 ただしレベル4以下の電気系能力者には普通に能力をかけることができるため、能力が通じないのは実質美琴のみ。 美琴の方が食蜂の操作を受け入れている場合は「電磁バリア」が当然解除されているため、能力が効く。 しかし食蜂が能力を暴走させれば美琴相手でも効くが、その分デメリット力も高い。(新約22巻より) 遠隔操作されているものにも効かないため、警策看取の液化人影との相性は最悪。 また、脳内の水分を直接操作できる一方通行にも能力が効かない(ゲーム『とある魔術の電脳戦機』での描写による)。 過去の回想にて彼女に関わる研究者が頭部を覆うヘルメット状の装置を被っており、 ある程度は機械的に無効化することも可能であるようだ。 ただし、研究者らは「食蜂の能力が成長すればこの装置でも防げなくなる」と危惧しており、完全に防ぎきれる訳でもないらしい。 超能力である以上、もちろん幻想殺しで無効化できる。 しかしこの能力は脳に直接効果を及ぼしているため、右手で頭を直接触らなければ打ち消すことは出来ない。 【判明している「カテゴリ」と効果】 カテゴリ005「読心潜行」:該当人物の精神的な状態を把握する カテゴリ011「自白強要」:該当人物は指示された質問に正確に答えなければならない カテゴリ030「気絶昏倒」:該当人物を指定した時間昏倒させる カテゴリ044「物的読心」:食蜂が触った物体の過去の記憶を抽出する カテゴリ061「感覚誤認」:該当人物の感覚を誤認させる カテゴリ081「標的誤認」:該当人物を別の人物に誤認させる カテゴリ109「印象操作」:該当人物が抱く印象を操作する カテゴリ220「好悪付加」:該当人物に指定した対象に対して好悪感情を抱かせる カテゴリ330「呆然自失」:該当人物は指定された時間、時間の経過を認識できなくなる カテゴリ401「幼児退行」:該当人物の精神状態を指定した時間に巻き戻す カテゴリ433「痛覚遮断」:該当人物の痛覚を麻痺させる
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/投稿者 「夢」 夢旅人(15-189)氏 ▲ 夢旅人(15-189)氏 とある魔術の夢旅人 1 とある魔術の夢旅人 2 起きないあいつ 1 起きないあいつ 2 起きないあいつ 3 Sortie time 起きないあいつ 4 起きないあいつ 5 とある幼馴染の星間旅行 1 前編 とある幼馴染の星間旅行 2 中編 とある幼馴染の星間旅行 3 後編 起きないあいつ 6 起きないあいつ 7 番外編「本日のスープ」 起きないあいつ 8 番外編「それさえもおそらくは平穏な日々」 Time enough for Love~愛に時間を 1 序章 Propose encore une fois Time enough for Love~愛に時間を 2 第1章 幻想殺し Time enough for Love~愛に時間を 3 第1章 幻想殺し Time enough for Love~愛に時間を 4 第2章 超電磁砲の恋 Time enough for Love~愛に時間を 5 第2章 超電磁砲の恋 Time enough for Love~愛に時間を 6 第2章 超電磁砲の恋 Time enough for Love~愛に時間を 7 第3章 謀略と別離 Time enough for Love~愛に時間を 8 第3章 謀略と別離 Time enough for Love~愛に時間を 9 第3章 謀略と別離 Time enough for Love~愛に時間を 10 第4章 英国にて Time enough for Love~愛に時間を 11 第4章 英国にて Time enough for Love~愛に時間を 12 第5章 妹達(シスターズ) Time enough for Love~愛に時間を 13 第5章 妹達(シスターズ) Time enough for Love~愛に時間を 14 第5章 妹達(シスターズ) とある男女の恋愛生活 1 なぜだかわからない Time enough for Love~愛に時間を 15 第5章 妹達(シスターズ) とある男女の恋愛生活 2 わかってくれるのかな とある男女の恋愛生活 3 線香花火 Time enough for Love~愛に時間を 16 第6章 魔術師たち とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 とある男女の恋愛生活 5 Always_On_My_Mind 小ネタ June bride ~いつまでも愛してる P.S._I_LOVE_YOU とある二人の七夕物語 運命の先にあるもの ~Let_Love_be_Your_Destiny だから……だから…… ミサカネットワーク上のアリア ~Aria_ on_ MISAKA-NETWORK 灯籠流し ~Love_comes_quickly 1 前編 灯籠流し ~Love_comes_quickly 2 後編 とある男女の恋愛生活 6 Always_On_My_Mind とある男女の恋愛生活 7 Always_On_My_Mind Just_Married ~私たち結婚しました 愛してると言って ~Say_You_Love_Me その香りは誰がための 風に負けない言葉の強さ ~Mutual_Love とある二人の放課後喫茶店1 Ⅰ ~日常編 とある二人の放課後喫茶店2 Ⅰ ~進路相談編 離れない想い ~Never_Let_Me_Go 前編 とある二人の放課後喫茶店3 Ⅱ ~お弁当編 それぞれのクリスマス・プレゼント 離れない想い ~Never_Let_Me_Go 中編 とある二人の放課後喫茶店4 Ⅲ ~初冬編 とあるバレンタインデーの物語 ~ The_tales_of_a_certain_St Valentine s_Day. 前編 とあるバレンタインデーの物語 ~ The_tales_of_a_certain_St Valentine s_Day. 後編 元旦の晴れ着は振袖で 幸せを形に。想いを言葉に 彼の手料理は、愛の万能薬? 花火の夜の物語 前編 とある男女の恋愛生活 8 最後の大覇星祭 ~Lovers_Elopement_race 前編 ▲ 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/投稿者 Back
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【種別】 魔術理論・魔術 【初出】 四巻 【解説】 黄道の12・北天の28・南天の48を合わせた88星座のどれかを利用した魔術。 正確には、星座(実際の星の配置)そのものに力があるわけではなく、 天球図上に浮かんだ規則性のある図形を魔法陣として利用する術式である。 簡単に言ってしまえば、実際の星の配置そのものではなく、 見掛け上の光の配置を魔法陣にしているわけである。 星座というのは見た目上は近くても、 実際の星間距離は非常に長く、ひとまとめにするには無理がある。 しかし、魔術や星占いが成立した当初の人類はそのようなことは知らず、 天球図(プラネタリウム)のように、 「宇宙とは大地を覆うお椀のようなものである」という宇宙観を持っていた。 当時の宇宙観を利用することで、 実際の距離や星の力を無視して、星座を魔術に組み込むことができる。 星座は図形としては単純だが、 スケールが巨大であるために力があるし、しかも単純ゆえに様々な術式に応用できる。 そのため非常に使い勝手の良い魔法陣であり、星座の魔術は珍しくない。 しかし星座という特性上決まった場所・日付にしか使えないし、 見掛け上の光を利用するために陽光で星光がかき消される日中には使えず、 地上からの光で星光がかき消されても効力を失ってしまう。 なお全ての星を利用した魔術が同じ性質をもつというわけではなく、 金星の光を利用したトラウィスカルパンテクウトリの槍は昼夜関係なく実際の金星の位置が重要となる。 使徒十字に使用された他、 ミーシャ=クロイツェフ(神の力)が夜空全体を魔法陣として利用した。 なお、ミーシャ(神の力)は、天体制御によって、 星座を魔法陣として使用するために自分の都合のいい配置に変えてしまうこともできる。 その為、フィアンマは天体制御の為にミーシャを再召喚し、 星座の配置を正しい位置へと戻すことにより、四大属性の歪みを修整することを目指した。
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登録日:2009/11/16(月) 15 27 33 更新日:2024/01/12 Fri 12 45 37NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 このライトノベルがすごい! ライトノベル ランキング 出来レース 本当に好きなものは自分だけが知っている 無能審査員 出版 宝島社 読者による作品及びキャラクターの年間人気投票がウェブ等で行われ、その結果をもとにライトノベルをランキング付けているガイドブック。 2004年より毎年12月初旬に発行。 内容は順位の発表の他、ジャンル別作品の紹介、ランキング1位を獲得した作品の著者へのインタビュー、各作品の名ゼリフなど。 投票は作家や評論家から一般の読者まで幅広い層が参加するが、回答は選択式ではなく全て打ち込み式のフリーアンサー方式を採用している。 ランキングに入った作品の多くには入賞を伝える帯が巻かれるなど商業的地位は高く、人気作品として注目を集めアニメ化をはじめ映像化されることも多い。 だが、近年ではメディアミックスされたメジャーな作品を選びがちないわばライト層の多いモニター票・一般読者票と、新作の青田買いやマイナーな「隠れた名作」を選びがちなマニア層が多くを占める協力者票が、他のブックランキングと比べ著しく分離している問題があり、この辺のポイントの傾斜には毎年賛否両論があがる。 上位入賞する作品はライトノベルの特徴上シリーズものが多いが、単発作品としての最高位は2006年度に3位を獲得した「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。 過去最多得票を獲得したのは2009年度1位「文学少女」シリーズ。 同年度では木下秀吉(バカとテストと召喚獣)が史上初の男女両キャラクター部門でのトップ10入りを果たした。 【各年度別ランクイン作品】 文庫作品部門 2005年度 1位 涼宮ハルヒシリーズ 谷川流 2位 戯言シリーズ 西尾維新 3位 悪魔のミカタ うえお久光 4位 流血女神伝 須賀しのぶ 5位 バッカーノ! 成田良悟 2006年度 1位 戯言シリーズ 西尾維新 2位 キノの旅 時雨沢恵一 3位 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹 4位 空ノ鐘の響く惑星で 渡瀬草一郎 5位 終わりのクロニクル 川上稔 2007年度 1位 狼と香辛料 支倉凍砂 2位 涼宮ハルヒシリーズ 谷川流 3位 戯言シリーズ 西尾維新 4位 半分の月がのぼる空 橋本紡 5位 キノの旅 時雨沢恵一 2008年度 1位 フルメタル・パニック! 賀東招二 2位 涼宮ハルヒシリーズ 谷川流 3位 “文学少女”シリーズ 野村美月 4位 とらドラ! 竹宮ゆゆこ 5位 狼と香辛料 支倉凍砂 2009年度 1位 “文学少女”シリーズ 野村美月 2位 とらドラ! 竹宮ゆゆこ 3位 バカとテストと召喚獣 井上堅二 4位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 5位 狼と香辛料 支倉凍砂 2010年度 1位 バカとテストと召喚獣 井上堅二 2位 〈物語〉シリーズ 西尾維新 3位 “文学少女”シリーズ 野村美月 4位 とらドラ! 竹宮ゆゆこ 5位 生徒会の一存 葵せきな 2011年度 1位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 2位 僕は友達が少ない 平坂読 3位 バカとテストと召喚獣 井上堅二 4位 ソードアート・オンライン 川原礫 5位 ベン・トー アサウラ 2012年度 1位 ソードアート・オンライン 川原礫 2位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 3位 ベン・トー アサウラ 4位 円環少女 長谷敏司 5位 バカとテストと召喚獣 井上堅二 2013年度 1位 ソードアート・オンライン 川原礫 2位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 3位 六花の勇者 山形石雄 4位 バカとテストと召喚獣 井上堅二 5位 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見つかさ 2014年度 1位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 渡航 2位 ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 宇野朴人 3位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 4位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 大森藤ノ 5位 ソードアート・オンライン 川原礫 2015年度 1位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 渡航 2位 ソードアート・オンライン 川原礫 3位 ノーゲーム・ノーライフ 榎宮祐 4位 とある魔術の禁書目録 鎌池和馬 5位 後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール 石川博品 2016年度 1位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 渡航 2位 ソードアート・オンライン 川原礫 3位 ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 宇野朴人 4位 エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 東龍乃助 5位 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 枯野瑛 2017年度 1位 りゅうおうのおしごと! 白鳥士郎 2位 Re ゼロから始める異世界生活 長月達平 3位 とある魔術の禁書目録シリーズ 鎌池和馬 4位 ソードアート・オンライン 川原礫 5位 ゴブリンスレイヤー 蝸牛くも 2018年度 1位 りゅうおうのおしごと! 白鳥士郎 2位 86-エイティシックス- 安里アサト 3位 <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 海道左近 4位 月とライカと吸血姫 牧野圭祐 5位 ソードアート・オンライン 川原礫 2019年度 1位 錆喰いビスコ 瘤久保慎司 2位 りゅうおうのおしごと! 白鳥士郎 3位 弱キャラ友崎くん 屋久ユウキ 4位 ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 しめさば 5位 86-エイティシックス- 安里アサト 2020年度 1位 七つの魔剣が支配する 宇野朴人 2位 りゅうおうのおしごと! 白鳥士郎 3位 弱キャラ友崎くん 屋久ユウキ 4位 ようこそ実力至上主義の教室へ 衣笠彰梧 5位 幼なじみが絶対に負けないラブコメ 二丸修一 2021年度 1位 千歳くんはラムネ瓶のなか 裕夢 2位 スパイ教室 竹町 3位 ようこそ実力至上主義の教室へ 衣笠彰梧 4位 探偵はもう、死んでいる。 二語十 5位 継母の連れ子が元カノだった 紙城境介 単行本ノベルス部門 2017年度 1位 オーバーロード 丸山くがね 2位 物語シリーズ 西尾維新 3位 蜘蛛ですが、なにか? 馬場翁 4位 無職転生 理不尽な孫の手 5位 本好きの下剋上 香月美夜 2018年度 1位 本好きの下剋上 香月美夜 2位 蜘蛛ですが、なにか? 馬場翁 3位 幼女戦記 カルロ・ゼン 4位 オーバーロード 丸山くがね 5位 物語シリーズ 西尾維新 2019年度 1位 本好きの下剋上 香月美夜 2位 海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと 石川博品 3位 物語シリーズ 西尾維新 4位 オーバーロード 丸山くがね 5位 転生したらスライムだった件 伏瀬 2020年度 1位 Unnamed Memory 古宮九時 2位 本好きの下剋上 香月美夜 3位 陰の実力者になりたくて! 逢沢大介 4位 無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 理不尽な孫の手 5位 リビルドワールド ナフセ 2021年度 1位 異修羅 珪素 2位 本好きの下剋上 香月美夜 3位 Unnamed Memory 古宮九時 4位 リビルドワールド ナフセ 5位 Babel 古宮九時 女性キャラクター部門 2005年度 1位 ドクロちゃん(撲殺天使ドクロちゃん) 2位 読子・リードマン(R.O.D) 3位 長門有希(涼宮ハルヒシリーズ) 4位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒシリーズ) 5位 アリソン・ウィッティングトン(アリソン) 2006年度 1位 キノ(キノの旅) 2位 長門有希(涼宮ハルヒシリーズ) 3位 ヴィクトリカ・ド・ブロワ(GOSICK -ゴシック-) 4位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒシリーズ) 5位 シャナ(灼眼のシャナ) 2007年度 1位 ホロ(狼と香辛料) 2位 長門有希(涼宮ハルヒシリーズ) 3位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒシリーズ) 4位 天野遠子(“文学少女”シリーズ) 5位 キノ(キノの旅) 2008年度 1位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒシリーズ) 2位 天野遠子(“文学少女”シリーズ) 3位 長門有希(涼宮ハルヒシリーズ) 4位 ホロ(狼と香辛料) 5位 千鳥かなめ(フルメタル・パニック!) 2009年度 1位 天野遠子(“文学少女”シリーズ) 2位 ホロ(狼と香辛料) 3位 逢坂大河(とらドラ!) 4位 琴吹ななせ(“文学少女”シリーズ) 5位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2010年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 天野遠子(“文学少女”シリーズ) 3位 琴吹ななせ(“文学少女”シリーズ) 4位 戦場ヶ原ひたぎ(〈物語〉シリーズ) 5位 逢坂大河(とらドラ!) 2011年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 アリス(神様のメモ帳) 3位 インデックス(とある魔術の禁書目録) 4位 天野遠子(“文学少女”シリーズ) 5位 柏崎星奈(僕は友達が少ない) 2012年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 アスナ(ソードアート・オンライン) 3位 柏崎星奈(僕は友達が少ない) 4位 黒猫(俺の妹がこんなに可愛いわけがない) 5位 アリス(神様のメモ帳) 2013年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 アスナ(ソードアート・オンライン) 3位 稲葉姫子(ココロコネクト) 4位 黒雪姫(アクセル・ワールド) 5位 柏崎星奈(僕は友達が少ない) 2014年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 3位 アスナ(ソードアート・オンライン) 4位 由比ヶ浜結衣(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 5位 インデックス(とある魔術の禁書目録) 2015年度 1位 雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 3位 由比ヶ浜結衣(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 4位 アスナ(ソードアート・オンライン) 5位 オティヌス(とある魔術の禁書目録) 2016年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 3位 一色いろは(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 4位 由比ヶ浜結衣(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 4位 アスナ(ソードアート・オンライン) 2017年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 レム(Re ゼロから始める異世界生活) 3位 めぐみん(この素晴らしい世界に祝福を!) 4位 アスナ(ソードアート・オンライン) 4位 雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 6位 加藤恵(冴えない彼女の育てかた) 2018年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 マイン(本好きの下剋上) 3位 アスナ(ソードアート・オンライン) 4位 桜島麻衣(青春ブタ野郎シリーズ) 5位 加藤恵(冴えない彼女の育てかた) 2019年度 1位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 2位 レーナ(86-エイティシックス-) 3位 アスナ(ソードアート・オンライン) 4位 空銀子(りゅうおうのおしごと!) 5位 マイン(本好きの下剋上) 2020年度 1位 軽井沢恵(ようこそ実力至上主義の教室へ) 2位 空銀子(りゅうおうのおしごと!) 3位 御坂美琴(とある魔術の禁書目録) 4位 桜島麻衣(青春ブタ野郎シリーズ) 5位 七海みなみ(弱キャラ友崎くん) 2021年度 1位 軽井沢恵(ようこそ実力至上主義の教室へ) 2位 椎名真昼(お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件) 3位 ローゼマイン(本好きの下剋上) 4位 シエスタ(探偵はもう、死んでいる。) 5位 桜島麻衣(青春ブタ野郎シリーズ) 男性キャラクター部門 2005年度 1位 いーちゃん(戯言シリーズ) 2位 相良宗介(フルメタル・パニック!) 3位 佐山・御言(終わりのクロニクル) 4位 オーフェン(魔術士オーフェン) 5位 フォルテッシモ(ビートのディシプリン) 2006年度 1位 いーちゃん(戯言シリーズ) 2位 佐山・御言(終わりのクロニクル) 3位 ガユス・レヴィナ・ソレル(されど罪人は竜と踊る) 4位 相良宗介(フルメタル・パニック!) 5位 平和島静雄(デュラララ!!) 2007年度 1位 佐山・御言(終わりのクロニクル) 2位 いーちゃん(戯言シリーズ) 3位 零崎人識(戯言シリーズ) 4位 平和島静雄(デュラララ!!) 5位 相良宗介(フルメタル・パニック!) 2008年度 1位 相良宗介(フルメタル・パニック!) 2位 キョン(涼宮ハルヒシリーズ) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 木下秀吉(バカとテストと召喚獣) 5位 高須竜児(とらドラ!) 2009年度 1位 木下秀吉(バカとテストと召喚獣) 2位 高須竜児(とらドラ!) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 相良宗介(フルメタル・パニック!) 5位 井上心葉(“文学少女”シリーズ) 2010年度 1位 木下秀吉(バカとテストと召喚獣) 2位 阿良々木暦(〈物語〉シリーズ) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 みーくん(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん) 5位 杉崎鍵(生徒会の一存シリーズ) 2011年度 1位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 2位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 3位 キリト(ソードアート・オンライン) 4位 木下秀吉(バカとテストと召喚獣) 5位 佐藤洋(ベン・トー) 2012年度 1位 キリト(ソードアート・オンライン) 2位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 3位 阿良々木暦(〈物語〉シリーズ) 4位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 5位 佐藤洋(ベン・トー) 2013年度 1位 キリト(ソードアート・オンライン) 2位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 3位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 4位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 5位 高坂京介(俺の妹がこんなに可愛いわけがない) 2014年度 1位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 3位 キリト(ソードアート・オンライン) 4位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 5位 真奥貞夫(はたらく魔王さま!) 2015年度 1位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 3位 キリト(ソードアート・オンライン) 4位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 5位 司波達也(魔法科高校の劣等生) 2016年度 1位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 キリト(ソードアート・オンライン) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 5位 司波達也(魔法科高校の劣等生) 2017年度 1位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 2位 キリト(ソードアート・オンライン) 3位 一方通行 (とある魔術の禁書目録) 4位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 4位 ナツキ・スバル(Re ゼロから始める異世界生活) 6位 フジキド・ケンジ(ニンジャスレイヤー) 2018年度 1位 キリト(ソードアート・オンライン) 2位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 司波達也(魔法科高校の劣等生) 5位 一方通行(とある魔術の禁書目録) 2019年度 1位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 2位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 3位 キリト(ソードアート・オンライン) 4位 綾小路清隆(ようこそ実力至上主義の教室へ) 5位 シン(86-エイティシックス-) 2020年度 1位 綾小路清隆(ようこそ実力至上主義の教室へ) 2位 梓川咲太(青春ブタ野郎シリーズ) 3位 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 4位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 5位 キリト(ソードアート・オンライン) 2021年度 1位 綾小路清隆(ようこそ実力至上主義の教室へ) 2位 フェルディナンド(本好きの下剋上) 3位 比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 4位 千歳朔(千歳くんはラムネ瓶のなか) 5位 梓川咲太(青春ブタ野郎シリーズ) イラストレーター部門 2008年度 1位 いとうのいぢ(涼宮ハルヒシリーズ、灼眼のシャナ) 2位 竹岡美穂(“文学少女”シリーズ、黄昏色の詠使い) 3位 黒星紅白(キノの旅、メグとセロン) 4位 四季童子(フルメタル・パニック!) 5位 ヤス(とらドラ!、おと×まほ) 2009年度 1位 竹岡美穂(“文学少女”シリーズ、黄昏色の詠使い) 2位 いとうのいぢ(涼宮ハルヒシリーズ、灼眼のシャナ) 3位 ヤス(とらドラ!、おと×まほ) 4位 黒星紅白(キノの旅、メグとセロン) 5位 葉賀ユイ(バカとテストと召喚獣) 2010年度 1位 竹岡美穂(“文学少女”シリーズ、黄昏色の詠使い) 2位 いとうのいぢ(涼宮ハルヒシリーズ、灼眼のシャナ) 3位 左(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん、ささみさん@がんばらない) 4位 葉賀ユイ(バカとテストと召喚獣) 5位 岸田メル(神様のメモ帳) 2011年度 1位 灰村キヨタカ(とある魔術の禁書目録) 2位 ブリキ(電波女と青春男、僕は友達が少ない) 3位 竹岡美穂(“文学少女”シリーズ、黄昏色の詠使い) 4位 岸田メル(神様のメモ帳) 5位 左(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん、ささみさん@がんばらない) 2012年度 1位 ブリキ(電波女と青春男、僕は友達が少ない) 2位 灰村キヨタカ(とある魔術の禁書目録) 3位 abec(ソードアート・オンライン) 4位 岸田メル(神様のメモ帳) 5位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 2013年度 1位 abec(ソードアート・オンライン) 2位 ブリキ(電波女と青春男、僕は友達が少ない) 3位 灰村キヨタカ(とある魔術の禁書目録) 4位 白身魚(ココロコネクト) 5位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 2014年度 1位 灰村キヨタカ(とある魔術の禁書目録) 2位 ぽんかん⑧(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 3位 abec(ソードアート・オンライン) 4位 ブリキ(電波女と青春男、僕は友達が少ない) 5位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 2015年度 1位 ぽんかん⑧(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 はいむらきよたか(とある魔術の禁書目録) 3位 abec(ソードアート・オンライン) 4位 ブリキ(電波女と青春男、僕は友達が少ない) 5位 鵜飼沙樹(ブラック・ブレット) 2016年度 1位 ぽんかん⑧(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 2位 はいむらきよたか(とある魔術の禁書目録) 3位 abec(ソードアート・オンライン) 4位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 5位 深崎暮人(冴えない彼女の育てかた) 2017年度 1位 はいむらきよたか(とある魔術の禁書目録) 2位 abec(ソードアート・オンライン) 3位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 4位 三嶋くろね(この素晴らしい世界に祝福を!) 5位 わらいなく(ニンジャスレイヤー) 2018年度 1位 はいむらきよたか(とある魔術の禁書目録) 2位 abec(ソードアート・オンライン) 3位 三嶋くろね(この素晴らしい世界に祝福を!) 4位 ぽんかん⑧(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 5位 溝口ケージ(さくら荘のペットな彼女、青春ブタ野郎シリーズ) 2019年度 1位 しらび(りゅうおうのおしごと!、無彩限のファントム・ワールド、86-エイティシックス-) 2位 はいむらきよたか(とある魔術の禁書目録) 3位 フライ(弱キャラ友崎くん) 4位 カントク(変態王子と笑わない猫。) 5位 三嶋くろね(この素晴らしい世界に祝福を!) 2020年度 1位 しらび(りゅうおうのおしごと!、無彩限のファントム・ワールド、86-エイティシックス-) 2位 フライ(弱キャラ友崎くん) 3位 トモセシュンサク(ようこそ実力至上主義の教室へ) 4位 溝口ケージ(さくら荘のペットな彼女、青春ブタ野郎シリーズ) 5位 三嶋くろね(この素晴らしい世界に祝福を!) 2021年度 1位 トモセシュンサク(ようこそ実力至上主義の教室へ) 2位 フライ(弱キャラ友崎くん) 3位 しらび(りゅうおうのおしごと!、無彩限のファントム・ワールド、86-エイティシックス-) 4位 しぐれうい(幼なじみが絶対に負けないラブコメ) 5位 三嶋くろね(この素晴らしい世界に祝福を!) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラノベレーベルの名前にもなったな -- 名無しさん (2013-12-17 00 13 06) この項目この先どうするんだろ。毎年追記してくのか? -- 名無しさん (2013-12-17 08 47 53) 最新2年分ぐらい残して省略してけば? どうせ毎年上位は出来レースなんだし -- 名無しさん (2014-07-27 03 27 37) 少々追記に当たり、TOP10からTOP5にしました。不都合があれば追記してください。 -- 名無しさん (2014-12-10 15 04 48) できれば2015年以降も追記してほしいな -- 名無しさん (2015-12-22 22 17 18) 今年も始まったねえ。まさかの文庫と単行本を別集計。やはりなろうの需要が大きいのか。 -- 名無しさん (2016-09-23 18 15 37) 男性キャラ部門のフジキドの場違い感すごい -- 名無しさん (2017-03-02 17 42 04) 当然っちゃ当然だけどアニメ化したのが多いな -- 名無しさん (2021-02-25 13 06 28) このランキングを元に人気の指標や作品の評価を語るのはやめた方がいいのに妙に絶対的な根拠にしたがる人は減らない -- 名無しさん (2021-02-25 16 18 07) なろうに比べてタイトルが短い作品が多くて安心してしまった -- 名無しさん (2022-01-24 16 48 42) 名前 コメント